音楽と展覧の会 (中学校)

音楽と展覧の会 日 時:2018年11月3日(土・祝)9時~15時
会 場:甲陽学院中学校

配布プログラムの 校長挨拶より

 縒りをかけよう
 生徒諸君が選んだ今年のテーマは「紡」だそうです。紡ぐ、綿や繭から糸を作ること。この美しい言葉に触発されたのか、その晩こんな夢を見ました。
 見知らぬ同士だった少年たちが甲陽に入学する。綿のように自然で素朴だ。時を重ねてその綿から繊維が抽出され、友愛とか信義という糸になる。ここは、しっかりと縒りをかけておきたいところだ。彼らを結んだこの糸は、帆布に使われる亜麻糸さながら太く、強く、少年が中年、老人となっても朽ちないのだ!で、眼が覚めた。
 音展は中学生が「縒りをかける」いい機会です。そして皆さまには、彼らの「腕に縒りをかけた」成果もぜひご鑑賞ください。

配布プログラムの 生徒会中央委員長挨拶より

 今年の音展は「紡」をテーマに掲げました。これまで長い道を歩んできた甲陽、今の甲陽、そしてこれからも長く続くであろう未来の甲陽。それらを一本の糸として紡いでいくしなやかな繊維の一端となれるよう、今年も生徒一同全身全霊を捧げ、音展を形作ってきました。
 どうぞ紡ぎ歩み続ける甲陽をお楽しみ下さい。

配布プログラムの 実行委員長挨拶より

 僕たちは今を未来のために生きていると言えます。技術や言葉、伝統などの「糸」を紡いでいくことによって過去から現在そして未来へと、まさに糸のようにつながっていくのです。
 今年の音展のテーマは「紡」。この受け継がれてきた「音楽と展覧の会」の歴史としての糸を「紡」いでいくという思いを胸に僕たちは切磋琢磨しあいながらここまで来ました。
 どうぞ時間の許す限り、先輩方が紡がれ、そして僕らが紡いでいく音展をお楽しみください。



2017年度 音楽と展覧の会 (中学校)

音楽と展覧の会 日 時:2017年11月3日(金・祝)9時~15時
会 場:甲陽学院中学校

配布プログラムの 校長挨拶より

 今年のテーマ「継」は「継往開来」の「継」だとか。いい言葉を知っていますね。「温故知新」というより「温故創新」とでもいうべき、開拓者精神を感じさせる言葉です。甲陽創立間もないころ、1回生の長谷川悟-さんたちヤンチャ坊主数人が「ヤンシュー倶楽部」というサークルを作ったそうです。野球、テニス、遠足、園芸など楽しいことなら何でもやろうという遊び仲間なのですが、彼らのモットーは「無邪気に快活にかつ進取的に」だったといいます。初代伊賀校長の「明朗・溌溂・無邪気」を想起させますが、「進取的に」が光っています。甲陽生のフロンティア精神が、百年を経たこの音展に「継往開来」として蘇ったということですね。

配布プログラムの 生徒会中央委員長挨拶より

 今年は記念すべき甲陽学院創立100周年です。そこで、1970年に行われた中学校の第一回の音楽と展覧の会のことを知ろうと思い、当時学生であった大川副校長先生に話を聞きました。先生によると、「当時、生徒は張り切っていたものの、何をすべきなのか、いろいろ先生に相談にのってもらっていた」といいます。
 それから約50年、先輩方が、「好きだ」「本気だ」と青春のすべてを捧げ、創造と発展を繰り返してきました。今では、甲陽生一人一人がその思いを受け継ぎ、責任と自覚をもって、音展に取り組んでいます。
 未来を切り開く甲陽生一同の、創立100周年の音楽と展覧の会「継」を、時間の許す限りお楽しみください。

配布プログラムの 実行委員長挨拶より

 このパンフレットの表紙を見返してみて下さい。宇宙を走る、一本の線路-その線路が運ぶものは何なのでしょうか?
 2017年音楽と展覧の会のテーマは「継」です。この一字は「継往開来」という四字熟語が元になっていて、「先人たちの偉業を引き継ぎ、未来を豊かにしよう」という意味が含まれています。甲陽学院は今年創立100周年を迎えましたが、僕たち音展委員はそのような年に開催される音展を、時代の区切り目ではなく、過去と未来をつなぐ線路の枕木一つのようなものだと捉えました。
 音楽と展覧の会で、僕たちがあの線路にのせて引き継ぎたかったものは何なのか?その答えをぜひ、肌で感じてみて下さい。